藤浪復活ロードの停滞感。
9/5 甲子園
阪神 2 対 巨人 11
豪雨で試合開始が危ぶまれましたが
こんな試合なら中止でも良かったね。
4タテはまず現実的には無理なので
雨を挟んで2勝1敗くらいが希望でしたが。
自力で考えると直接全部勝たなければと思いがちですが
そこで差を縮めても
他力本願で巨人が下降しない限り
難しい差だとは思うので
他球団にも頑張ってもらわないと。
とにかくあと1つは勝ちたいですね。
藤浪はこれからもローテで使うのか？
ある意味藤浪の復活ロードもファンの楽しみであり
例え負けたとしてもKOされたとしても
そこに何か明るい材料を探しだし
次回への登板に期待するといったパターンの繰り返しの今季。
一方で登板した試合は勝ち星関係なしに
負ける試合も多く
チームの勝敗優先で考えた時に
これからもこのパターンの繰り返しで良いのか？
それともその中の明るい材料に期待して
先発で使い続けていくべきかは
他の5人の先発陣が充実している今季
そろそろ考える時期にきたとも言えるでしょう。
藤浪の投球内容。
昨年までよりは随分マシになった内容や結果の投球が続いているのは確かですが
1軍の上位チームのローテ投手として考えた時に
？？？の評価はつきます。
そこは期待感がかなり上回った起用であると。
今のところは連戦が続くと1枚2枚足りない状況であることもチャンスが与えられている理由でしょう。
中盤までそこそこの内容でも3巡目あたりで
失点し降板するパターンが多いですが
ランナーなしや
立ち上がりなどはわりと良い投球が続く時があり
フォークも使えるようになったり
3ボールから簡単に四球を与える場面も減ってきたりと
復調の兆しがかなり見られる投球は
みなさんも見ていて感じられますよね。
このまま先発で起用？
良いイニングと悪いイニング
ランナーありなしでの投球内容の違いなど
表と裏の顔の内容。
見ていて思うのは
打者にその状態を見透かされた時には
打たれたり
崩れたりと
長いイニングのどこかでどうしても裏の顔が出てしまう事。
それはどの投手にも言える事ですが
最小失点で防いだり
修正できる能力
投球リズムのテンポや信頼感からくる
打線の援護との関係性は
他の5人と比べるとまだまだ差はあるように感じます。
先発で昇格してくる投手が微妙な現状。
中田才木小野はまだまだ調整が必要だし
結果を残している斎藤も未知数。
岩田もコンディション不良ですか。
浜地望月小川を先発転向？？
いずれにしても今の藤浪の結果や内容を上回れる投手が見当たらないのも確か。
中継ぎとしてチームに貢献は？
岩貞ガンケルのように先発時はピリッとしない内容でも
少ないイニングで全力で集中して投げる方が
力を発揮できるパターンの投手は結構いますし
それが成功しチームにとっても先発時よりは
大きな貢献と存在感を得られる事を考えた場合に
その適性は藤浪にも当てはまりそうな気もします。
随分前からそれは提案しているんですがね。
首脳陣もファンも先発藤浪の復活をいつまでも追い続けているのはどうなのかな？と。
横浜国吉や広島薮田など
制球難で先発としては使いづらくても
リリーフでなんとか再生をというやり方はアリだと。
今の時代150キロだけでは抑えられない。
他球団で伸び悩んでいる投手でも
150キロは投げる投手はゴロゴロいます。
昔はそれだけでも抑えられましたが
今の時代簡単には抑えられませんよね。
1巡目で通用しても
2,3巡目には対応されてしまう。
そこにはもう１つ配球や球種や精神面の問題があり
それなら打者1巡の9人くらいの中継ぎでね。
一週間に2,3日中継ぎ登板で1,2回投げた方がよっぽどチームに貢献できるのでは？
藤浪が登板すればムードも変わるでしょうし
相手主力に臆する事なく投げれるマウンド度胸はあると。
ガンケル岩貞で味をしめての配置転換は全然アリだと思いますがね。
そこはやはり
ファンや首脳陣の
藤浪は先発で復活をのこだわり
がそれを許さないのでしょうか？
昔の残像を何年も追い求めても
歳を重ねてしまうだけだとも思いますが・・。
その辺も含めて藤浪という存在は特別なのかなと。
そういう位置付けにしてしまっている事も
殻を破れない原因なのかと思います。
来年以降FA大野や即戦力新人の加入で
立場も変わってくる環境を考えた時に
藤浪の力が発揮できる働き場所を今から模索していく事も必要かと思います。
それでわ。
