あと一人の交代決断の甘さ。
8/29 マツダ
阪神 6 対 広島 5
なんとか逃げ切りましたが・・
広島の拙守で楽勝ムードが
藤浪の交代機会を逃して
非常に危ない試合だったと思います。
もうちょっと厳しさが必要かと。
長いしダラダラした試合でしたが
今季の広島の弱さが目立った試合でした。
泥だらけの小幡。
2回の一塁線に絶妙なセフティースクイズと
3回一塁ヘッスラで内野安打の2打点。
若手らしく必死にプレーしている姿が伝わります。
糸原が復帰するまで持つ体力があるかどうかですが
まだ体ができてないので全力プレーでのケガが心配です。
植田上本もいるので
バテないように巧く起用してやるのも必要だと思います。
岩貞に安定感！
リリーフ陣の中では
スアレスの次に信頼できますか
現状では岩崎の代わりに8回を任せても良いのですが
跨ぎもできるし
試合中盤のポイントでの登板の方が
展開的には良いでしょうか。
ただ今日の満塁での登板は酷でしたね。
藤浪を引っ張り過ぎ
勝ちをつけてやりたいから？
いやいや先日もう勝っているから
それにこだわる必要もなかったでしょう。
4回に連続三振でピンチを凌ぎ
一山越えたところでの
5回大盛四球曽根安打でまたまたピンチ。
この辺で代え時だったのでは？
せめて天敵松山で岩貞起用だったでしょう。
楽勝ムード一変
前日敗戦も
大瀬良から5点奪ったこの試合はなんとしても勝ちたい展開。
1点差で満塁のピンチまで続投させたベンチに
かなり不信感が沸きましたね。
あと一人で勝利投手の権利にベンチの甘さが見えた。
個人的に今日の内容で勝ち星をつけてあげても
何の特効薬にもならず
あげくの果てには相沢に抜け球を肩に当てて後味の悪い降板にさせてしまった事の方が藤浪にとってはマイナスだったのでは。
温情続投は必要なし。
余程の根拠がない限り
こういう温情続投ともとれる采配はやめてほしい。
この試合に限っては
勝たなければいけない試合の重要度が高かったはずで
選手に勝利への貧欲さを求めるのには
あり得ない続投判断の試合だったと。
勝たなければいけない試合への厳しさ。
3タテ阻止や3タテチャンスの試合。
前日の敗戦の仕方。
相手エース級をKOなど
勝てばプラスアルファで価値の出る試合や
チームの危機を救う試合。
毎試合勝ちに行くのは理想でも
どうしてもこの試合は勝ちたいと気持ちは
首脳陣と選手が一帯となるべき。
そこが強いチームと弱いチームの意識の違いかと。
選手はそういう試合を敏感に感じ
ベンチは隙を見せない采配をね。
昨年のCS争い必勝継投。
この采配は何も言わずとも選手をその気にさせる戦い方でした。
采配で選手はその試合の大事さを感じるもので
そこに個人の情を優先させると
負けてもしょうがないという逃げ道を作ってしまう訳で
発展途上のチームにそれは必要ないかと思います。
そんな余裕は今の阪神にはありませんよ。
長い目で見た時に
選手の成長や復調を促す采配は必要ですが
その見極めは大事で
この試合に関してはチームの勝利優先でいくべきでしょう。
大味な試合運び。
この試合は接戦というより逃げ切った勝利。
本来は楽勝の展開が
広島中継ぎ陣から追加点を奪えず流れを与えて危うく逆転負けされる展開でした。
終盤に近本の一発で引き離しましたが
薮田投入が幸いでした。
ケムナ島内と速球でグイグイ押されて抑えられたのは打線の弱さでしょうか。
今季は一発も多く見ていて楽しい試合も増えたのは
凄く満足ですが
ないものねだりで(笑
接戦にも強くなってほしいという願望も。
たまには2対1や3対2で勝てる試合もね。
それが安定の貯金生活への課題でしょう。
高望みですかね( ´_ゝ`)
でわ。
