虎党のミカタ。

阪神ファン歴30年 阪神の味方 素人目線からの見方 を描いた野球ブログです。

ラミレス監督の発想力を少しは見習うべき。

f:id:mikata-1985:20190715052809j:plain
今朝の関東版サンケイスポーツの1面。

最恐2番だ筒香

ラミレス秘策。

関西版と違ってこちらのスポーツ新聞は
大袈裟な飛ばし記事は少ないので
(ゲンダイや中京スポは別)
ラミレス監督のコメントからの記事ですね。

横浜は今調子が上がり目にも関わらず
ここにきてラミレス色の引き出しを
また出してきました。

調子が良いのに打順をいじる

選手を入れ替えるのではなく
打順を模索。

調子が良い時は動かない。

調子が良い時ほど動くべき。

どちらが正しいかは
チームの戦力や
目指すレベル
によって異なりますが

機能しなくなってからでは遅い。
このままでは巨人には勝てない。

いろんな考えのもと発想した策でしょう。

横浜は大砲は多いが
イマイチ繋がりが悪く
本塁打だけの得点パターンが目立ちます。
ここ数年の課題です。
2番ソトや8番投手なども
課題を克服するための模索でした。

私はこの記事を見て
率直に羨ましいなぁと思いました。

イヤイヤ(。>д<)
ラミレス信者ではありませんよ。

バタバタ継投や
あの戦力でイマイチ勝ちきれてない
采配はどうかと思いますしね。

保守寄りの考え方の人や
古い世代の人達は
変化や改革を嫌う傾向にあります。

それこそ
動いて負けると
動かずして負ける
とでは
動いて負ける方を嫌う傾向があります。
叩きやすいですしね。

変化や高みを求めるのは
チームが発展途上だからであって

ほぼ完成された強いチームでも
緒方監督のように
調子が良かった時期でも
「これが完成形ではない」
とコメントしています。

これは時代の流れを読み
ただ流行りに乗っかっているだけではなく
常に上昇志向の意識を持って
監督の仕事をしていると言えます。

もちろんやみくもにお試しを連発して
結果が伴わなければ批判は受けます。
それを恐れて
動かず騒がず
泣くまで待とうホトトギス
では
本当に強くする気があるのか?
保身に走っている感
は否めません。

それを選手に発信する事により
現状に満足するなよ
まだまだ成長できるぞ
と暗にメッセージを送っている事ともとれます。

さて
阪神はというと・・
もともと保守的な球団なので
監督もそんな感じの人が多いです。

星野さんは優勝したので
何をやっても許されましたが

野村金本は成績が伴わず
金本さんに限っては
ぶっ壊しただけと言われる始末・・。

結果がどうこうでなく
それをやろうとした事自体を評価する意見が
多ければ金本解任になるような事はなかったですが。

弱者の理論というのがありますが

強い者に勝つためには
普通の事をやっていては勝てる訳がありません。
まず監督が率先して
リスクを恐れずチャレンジする姿勢を見せなければ
選手が同じ気持ちになるとは思えません。

選手の積極的ミスなら許す
前へ前へと言葉だけで示す

のが積極的采配ではありません。

矢野さんは1年目なのでまだリスクを考える必要も全くないので

今年こそ無茶苦茶やっても許される年

でしょう。

その無茶苦茶さが
やる気を感じたり
矢野野球の方針を理解するきっかけ
に繋がるのではないでしょうか?
そしてなにより最大の課題の
得点力のなさ
を打開するきっかけになるかも!?

阪神と横浜の主軸の数は違うので
私が以前から言っている

2番糸井

は無理なのかもしれませんが

せめて

2番高山 福留 ソラーテ

くらいはいつか試して欲しいと思います。


でわ。